Q&A
杖道(じょうどう)とは何ですか?
Wikipediaより抜粋
概要
宮本武蔵と同時代の夢想権之助が創始した「神道夢想流杖術」を起源とする。1956年(昭和31年)、神道夢想流が全日本剣道連盟に加盟し、1968年(昭和43年)に清水隆次、乙藤市蔵らによって「全日本剣道連盟杖道」が制定された。現在最も修行人口が多く、一般に杖道といえば全日本剣道連盟杖道を指す。
通常稽古されているのは、本来「捕手術」に用いられていた実戦的で危険とも言える「杖術」を、広く普及するために、神道夢想流杖術の形から日本剣道形と整合した杖道形として制定され、その後改良が加えられているものである。
その内容は、両手を広げた両掌中の程よい長さの杖を用いて左右均等(左太刀的)に千変万化の「打つ・突く・払う」等の技を繰り出すものである。使用する杖は神道夢想流杖術の流派杖である長さ4尺2寸1分(約128cm)、径8分(約24mm)の白樫の棒が標準であるが、本来は、立って足下から胸の高さまでの長さが良いとされている。太刀は3尺3寸5分(101.5cm)、柄の長さ8寸(24.2cm)の白樫の木刀を使用する。
「全日本剣道連盟杖道」は、一人(単独)または二人(相対)で行う基本十二本と、二人で攻撃防御の形稽古を行う杖道形(組形)十二本がある。特に形では、打太刀(うちだち)、仕杖(しじょう)に分かれ、攻撃防御を行う。気合は打ち込みで「エイッ!」突きで「ホォッ!」と力強く発声する。
形演武の試合と段級位制があり、各地に支部を持ち、道場単位で活動している。1974年(昭和49年)から全日本杖道大会が開催されている。
杖道にかかる費用はどのくらいでしょうか
多摩杖道会における費用は、多摩杖道会の入会金(2,000円)、月謝(1,000円)です。
合宿などに参加される場合は、別途で費用が発生します。
その他、昇段審査を受審するには剣道連盟に所属する必要がありますので、
剣道連盟年会費に加え審査料・登録料が必要となります。
また、道具代は下記の通りです(一回の購入で生涯使えるそうです)。
杖(じょう)3千円前後、太刀(木刀)は6千円~(鍔は牛革等の皮鍔、少々高価です)。
道衣、袴、道衣下帯、名札、合わせて2万円前後です。
※杖・太刀はしばらくの間はお貸し致します。
動きやすい格好、ジャージ等で問題ありませんが、昇段審査に臨むときは、道
衣・袴・道衣下帯・名札は必須となります。
ジャージでいいやなんて思っていても、カッコイイのですぐに欲しくなるんですけどね・・・
安全でしょうか?
杖道は、形武道です。正しい業の流れ、相手との間や間合いを稽古することに主眼があります。
素面、素手の状態で堅い白樫の木を使用するため、怪我をするのでは?と誤解する人もいらっしゃいます。
そこで、きちんとした指導者のもとで、長い時間をかけて丁寧に心と体を錬る稽古が必要です。
あわせて常に相手への尊敬といたわる心を持って学ぶ中で、そうそう怪我をするということもありません。
どんな人がいますか?
杖道の大会に行くと様々な人を発見することができます。老若男女職業国籍問わず、です。
多摩杖道会でも、20代から80代まで幅広く職業性別バラバラのメンバーがいます。
稽古時間に間に合わないのですが・・・
当会は、さまざまな年齢職業の方がみえてます。
稽古は18時30分からですが、各々の仕事の都合がありますので、
19時半~20時(休憩時間)をめざしていらっしゃいます。
どうぞ、ご自分の生活にやりくりをつけて、ご参加ください。
見学の申し込みは必要ですか?
稽古がお休みの日も稀にありますので、
お問い合わせフォームから事前連絡いただけると日程調整や道具の準備もできるので助かります。
が、思い立ったらすぐ行動というのも手です!その場合は水曜日にお越しいただければと思います。
武道の経験がないのですが・・・
武道経験の有無は気にする必要がありません。
杖道は普段耳慣れない言葉ですので、他の武道を通じて知ったという方もいらっしゃいます。
当会では、杖道が初めての武道という人が半分、剣道経験者、居合道経験者、合気道経験者が半分といった具合です。
他の武道と体の動かし方が違う部分も多々あるので、
初めての人の方が飲み込み易いこともしばしばですし、もちろん他の武道の経験が生かせることもしばしばです。
なので、どっちもどっちです。