鹿島合宿に参加しました 2013年2月11日
2013年2月9日から13日にかけて、日本杖道会主催による春季合宿、通称『鹿島合宿』が行われました。
多摩杖道会からは3名、9日(土)と10日(日)の一泊二日で参加させていただきました。
初日は稽古場である「鹿島神武殿」に正午に集合し、ランチで会食後、参加者全員で会場設営。
迫力のある入り口。
開講式を終え、まずは基本単独動作から。端から端まで往復しながらの基本単独はなかなかハードでした。
なんて広さ・・・
その後、制定形を12本みっちり稽古し初日終了。夜はぐっすり眠れました。
翌朝。
今回の合宿では11日(月)に鹿島神宮での奉納演武でしたが、
その前日に多摩に帰る予定の我々は鹿島神宮での演武ができないので、
朝5時半に起きてお参りしてきました。
武神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)がお祭りされている鹿島神宮。
来たときは真っ暗でしたが、帰りがけに空が白んできたので一枚。
NHKのドラマ「塚原卜伝」にも登場する奥宮。
パワースポットである要石は真っ暗で何にも見えませんでした。
その後朝日が昇り雨が降り、武道の神様が祝福してくださったのでしょうか(と思い込んでいる)、現れた虹。
そして7時に朝食、8時半から稽古開始です。
二日目は杖道のお稽古はもちろんのこと、なんと鎖鎌も教えていただきました。
鎖は麻紐、分銅は綿入り布袋、鎌の刃は切れない安全な稽古用鎖鎌。
分銅を刀に巻きつけ・・・
ぐさっ!
休憩中の一幕。
海外からも多くの参加者がいらしてました。
アメリカの首都圏杖道会の皆様から、参加者全員に素敵なマフラーをいただきました。
首都圏杖道会を主宰される、ダンさん。神道夢想流杖道の免許を許された大変素晴らしい方です。
マフラーありがとうございます。
二日間の参加という全日程から見ると大変短い期間でしたが、密度が濃く、2ヶ月くらいお稽古したような気持ちになりました。
また、多くのことを教えていただき、多くの方とお話ができ、大変有意義な2日間でした。
皆様ありがとうございました。
余談ですが9日の朝、鹿島神宮へ向かう道すがら、時間に余裕があったので香取神宮へお参りしてきました。
鹿島神宮と香取神宮は利根川を挟んで相対するように位置し、どちらも武道の神様がお祭りされています。
香取神宮では経津主大神(ふつぬしのおおかみ)がお祭りされています。
本殿、奥宮、剣聖飯篠長威斉のお墓を参拝してきました。
しかし、本殿は修繕中でした。
おしまい。
(写真/記事:しの)